前々から行きたかった宮津へ,ようやく行ける目処が付いた。
てなわけで天気が一瞬良くなった3連休の中日に出発。宿は取らず,日帰りということで
かなりの強行軍。
出発は朝7時30分。走り慣れた農免道路をひた走り,亀山市よりR1(東海道)へ入る。
道は別に混んではいない。ガラガラだ。仕事で走り慣れたR1鈴鹿峠を適当に登っていく。
そうこうしているうちに滋賀県に入り,地元の車の後をつけながら走る。
ケーサツ対策であることは今さら言うまでもない。
ルートは上に書いたように,京都からR9(山陰道)を使って山陰本線の横をかすめながら
最短距離を行こうというものだが,この時は京都市内でドツボにはまるなどとは思っても
いなかった。
R1はそのまま進んでいくと栗東市内で名神高速へ入れる。草津・大津市内の渋滞をきらい,
ここはおとなしく名神へ入る。
途中,大津SAで休憩
狭いし場所はないし写真を撮ろうとしたらこのありさま。
なので,トイレだけ済ませると,コソコソと先を急ぐ。
京都には京都東と京都南の2つのI.Cがあるが,京都東で降りてR9(山陰道)を目指した方が
得策ではないかと考え,さんざん迷った挙げ句最初の京都東で降りた。
しかしこれは大誤算。あとから考えればそりゃそうだ。
堀川5条と烏丸5条を直角に横切るツーリングコースなんて,聞いたことがない。
まっすぐ進んでいればR1からR9に自動的に変わる点が楽なだけで,あとは大渋滞モードへ突入。
この京都市内でかなり時間をロスしてしまう。
ともあれヨレヨレの状態でR9へたどり着く。途中にある亀岡市は昔よく遊びに来たことがある街なので,
この辺は何となく見覚えがある。亀岡は盆地性気候丸出しの霧の街だが,この日は
よく晴れていた。で,そのまま園部町へ,丹波町へと車の多い道を淡々とバイクを進める。
しばらくするとR27が分岐するので,そちらへステアリングを向ける。山陰本線がどこからともなく
やってきて併走し,ちょっとした渓谷ワインディングコースになる。これはこれで楽しい。
そのまま「綾部まで●●km....」とブツブツつぶやきながら,R27をしつこく走っていると,
渋滞路のすり抜けに神経を使ったせいか,腹が減ってきた。
そのうち綾部安国寺I.Cという一休さんがいそうなI.Cが出てきたので,ここから綾部宮津道路へ乗る。
ここからは終点の宮津天橋立I.Cまでひたすら道の続く限り飛ばすだけだ。
しかし,どうも京都府内の自動車道って切れ切れになっていて使いにくいこと甚だしい。
かと言って中国道回りは吹田を通る上にあまりにも遠回り過ぎる。どうも宮津は行きづらい町である。
ICを降りると,KTR(北近畿タンゴ鉄道という第3セクター鉄道のこと)と並んで走る。
天橋立はもうすぐそこだ。しかしこれがまた信じられないくらいの大渋滞...........
仕方がないので車の横をすり抜けていく。同じ事を考えているバイク屋はいっぱいいるので,
バイク同士でくしゃくしゃになっている。

そんな温泉あったっけか? |
渋滞なりにのろのろと進んでいくと,しばらくして
バイク屋がすり抜けをぴたりとやめた。到着である。
さてしかし,バイクを置いておけるような場所がない。
車の駐車場は5百円とか千円とか,観光地特有のボッタクリ料金で
それでも満員状態。ふと天橋立を見渡せば,人また人のごった煮状態..
近くのバイク屋の挙動を観察してたら,丁度入り口の信号機前の
潰れたと思われる土産物屋の一角に陣取った。駐車場整理のオッサンが
何か言いに来るのではないかと思っていたが,何も言ってきそうにないため
オイラも真似をする。
歩いている人にはいい迷惑。後ろの車はノロノロ運転... |
平気なのは要するに,集団心理というヤツか。駐車禁止とは書いてないし
(進入禁止とは書いてあったが,気にしない)
オッサン連中も,別に何も言ってこない。
まぁそれならいいやと,ここで昼食にすることに。
しかし,周りは人だらけ。食い物屋もあるんだろうが,ごちゃごちゃでよくわからない。
てくてく歩いていくと,貸し自転車がいっぱいあったので,電動自転車をチョイスして
レンタルすることに。
2時間半で¥400。まぁそんなものだろう。
ツーリング用のショートカットブーツを履いているせいか,長時間歩くのはしんどいので。
で,ここからは電動自転車で意気揚々と対岸へ渡ることに。
途中の休憩所みたいな所で食事にする。
例によって家からおむすびを持ってきているのである。
コンビニのおむすびでいいので,買ってきて持っていることをオススメしておく。
(弁当はお勧めしない。汁がこぼれてデイパックの類がくしゃくしゃになることがある)
いい景色だな〜と見とれている。

釣りも出来るし,天橋立そのものは入場無料だし。景気は絶品。

松並木に囲まれて,のんびりとサイクリング出来る。人が多いのでぶつからないように。

125cc以下の原付なら通ってもいいそうな。ふーん。
で,対岸までのんびりと景色を愉しみ,1時間ほどで元の場所に戻ってきた。
いい名前の土産物屋だなぁ。大丸ってこんなところに進出しているのか???
土産物屋で丹後の黒豆を少し買い込み,バイクの場所へ戻ってくると,今まで
わんさか止まっていたバイクが自分だけに(笑)。
ありゃりゃ。
慌ててバイクの所へ戻る。
別に誰にもとがめられているフシはないが,帰り支度をはじめることに。
さて出発しようかと思っていたら,カワサキW650(シブすぎるぞ)乗りの
年輩のオッチャンがやって来た。
お.「ここバイク停めていいのかな」
ISO 「保証はしないけど,ここに停めて置いても何も言われないみたいだよ」
お.「どっから来たの?」
ISO 「三重。そちらは?」
お.「横浜〜」
ISO 「気合い入ってますなぁ。そこの駐車場のオッサンに一声かけておけばいいんじゃない?」
お.「そうしますわ。ありがとう」
と,W650をひきずって私の横に停めた。それを観たのか観ないのか,ハーレー軍団がいっぱい
寄ってきそうだったので,こっちは「じゃあまたどこかで逢う日まで!」とあいさつをして,
元来た道をゆるゆると走り始めた。
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帰りは違う道を走ろうと,R176をそのまま東進する。日本海がキレイ。素晴らしい風景だ。
しばらく景色を堪能して走っていると,午前中に少しだけ走っていたR27へ合流し,舞鶴市内となる。
舞鶴は北海道行きのフェリーが前島埠頭から出るので,何度も来たことのある場所だ。
ここで給油を済ませ,一休みした後,意を決して走り出す。
もう午後2時。あまりのんびりしている時間がない。
R27をひたすら小浜へ向けて淡々と走る。
京都府から福井県へ,途中原発で有名な高浜町などを通り,ペースを乱さないように淡々と走り続ける。
こうして60km/h〜70km/hで淡々と走っている時に,ツアラーとしてのZZ−Rは最高の性能を
発揮するように出来ているらしい。楽だ。休憩を取らなくても走れるのだ。
そのうちR303と分かれるので,こちらへ進む。R27を走っていると敦賀へ出てしまう。
途中でR367へ分かれる。一般道ばかり走るのであれば,R367から琵琶湖大橋を経由して
対岸の守山市を通って栗東へ出るルートがあるが,ここは一発R8(北陸道)への合流を目指す。
R303のワインディングを景気良く飛ばしていると,R161へ出る。琵琶湖が右側に迫っている。
R161はその昔,滋賀県に住んでいた時によく走ったことがある。しばらくはR303とR161の
併用区間を80km/h近いスピードで走る。高速道路ではないが,みんなその位のペースで飛ばしているのだ。
間もなくR303が木之本町に向けて右へ分かれるので,そちらへ進む。
実は,守山や栗東はめちゃくちゃ交通量が多く,渋滞は必至の場所なのだ。
そこを通ることを避けたかったのでこんな調子に。
で,木之本町からR8へ出ると右へ曲がり,そこから北陸自動車道へ乗る。
あとは北陸道→名神八日市I.Cまで下ればよし。
途中の多賀SAで一度だけ休憩。ロッテリアでオヤツ代わりにバニラシェイクをすすっていたら,
何だか寒くなってきた。
気にせずそのまま出発し,そのまましばらく走っていたが,
体温が急激になくなっていくのがわかるくらいに冷えてきた。思わず身震い。
これはいかんと途中で路側帯へ緊急停止。
おもむろにレインウエアを取り出し,上下を着込む。
背中と胸元がメッシュになっているが,それでは困るので体にタオルを巻き付ける。
カッパは防寒着になるという,その昔中央道を夜中に走っていてお世話になった知恵が生きた。
そのうちだんだんポカポカしてきたので,再び何喰わぬ顔で走り始める。
八日市からはR307をさらに下り,R1へ合流。
そのまま鈴鹿峠を通り過ぎれば,見慣れた三重県の見慣れた景色が戻ってきた。
帰ってきたのは夜の7時。レインウエアがなかったらカゼを引いてただろう。
総走行距離 464km/h。
燃費は最初の給油時の計測で25.2km/g。
京都市内の渋滞に巻き込まれたことを考えれば,上々。
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