【 ツーリング・レポート 2000年度の北海道ツーリングの巻 】 
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北海道の大地へ赴く



北海道は過去に3回,オートバイで旅をしています。今回の報告は3回目の旅行記,すなわち赤のラインのコースです。








日本海オロロンライン
日本海オロロンライン(道道天塩稚内線)。抜海岬直前。(日本最北端より50kmほど手前)
どこまでもまっすぐな直線。右はサロベツ原野。写真には映っていませんが左は礼文島です。





7月21日(金)

 いよいよ出発の日である。
 別に緊張はしていないが,私が三重に舞い戻ってきてやっと休みらしい休みが取れたと思ったら,
 それが北海道行きだとは。
 とりあえず仕事の残りを片付け,不在の間の引継対応メモなどを残して,仕事を午前で切り上げた。

 家に戻り,身支度をして午後3時。荷物を載せ,深呼吸のあと
 愛車ZZ−R250に灯を入れて鈴鹿の自宅を出発。
 フェリーの出航は舞鶴港23時30分。今日はここから舞鶴まで。時間の余裕はたっぷりある。
 国道1号(東海道)鈴鹿峠を時速60kmというノンビリした速度で駆け上がる。
 このくらいの速度が250ccには似合っているようだ。
 それにしても夏の鈴鹿峠はとんでもなく暑い。滋賀側に入ったらそれでも多少は涼しくなったようだ。
 それでも道端の温度計は34℃。地獄だわ。
 栗東でトラックだらけの国道1号と分かれ,琵琶湖大橋を渡って直進。
 湖西道路をくぐり,国道367号へ。
 風景がのどかでいいが,比良山麓なので登りが急。
 初めて走る道なのでペース配分をしどろもどろにしてしまい,疲れたので朽木村でバイクを止めて休憩。
 でも後戻りなんかしてない。
 コチコチになった体をほぐしながら30分くらい歩き回り,気分も新たに出発。
 道路標識を頼りに国道303号を経て27号(若狭街道)へ。

 山の香りから海の香りへ空気が変わる。
 風向きも変わる。
 滋賀県より福井県へ侵入。
 小浜市でちょっと休憩。
 このあたりから同じ様な格好のライダーをぽつぽつみかけるようになる。
 無事に京都府へ入り,午後8時頃に迷うこともなく舞鶴東港へ到着。

 近所のコンビニで乗船中の食料を調達し,ガソリンを満タンにしておく。
 小樽港到着は朝の4時。ガソリンを入れておかないと....。 
 乗船開始までの間に非常用飲料水と非常食のチキンラーメン,
 粘着包帯と消毒薬のオキシドールをZZ−Rのカウル内部に押し込み準備は完了。
 隣のバイクの人とくだらない話をしながら乗船開始。9時15分。

 新日本海フェリー(http://www.snf.co.jp/)においてバイクは一番最初に乗船できる。
 その代わり下船は一番最後である。
 どうせ2等のゴロ寝なので,船体中央よりの一番揺れの少ない部分を陣取る。
 だいたいみんな同じことを考えているのでバイク乗りは集まってくる。
 集まってきた一団と缶ビールを飲み交わし,その日は早々に寝ることにする。
 走行距離は約220km。


7月22日(土)  6時過ぎに目が覚める。  サラリーマンの性よのう....とわけのわからないことを考えながら顔を洗いに行く。  船は佐渡島の近所らしい。コンビニで買ったおむすびで朝飯を済ませ,  暇なので船内探検に出かける。  そうこうしていると売店がオープンしたので日本酒を買い込み,  隣のライダーと一杯。俺達はのんべえだろうか。  カップ麺を買ってこなかったので,おむすびと彼のカップ麺を交換して昼飯にする。  金のないライダーは船内では物々交換経済で生きているというのは本当だ。  まだ物乞いで生きていないだけマシというものだろう。  それでもすることがなくなってきたので船内上映の釣りバカ日誌を観,  船内アンケートのプレゼントが全部はずれたのを見計らって,早々に寝る用意をする。 フェリー 「らいらっく」 勿論自分の乗っている船ではなく,日本海をすれ違っていく本土便の写真  下船は朝の4時なのだ。  でも寝られるわけもなく,上陸したらどこへ行こうかという情報交換を延々と繰り広げる。  しかし私は「北」へ行くことしか考えていない。  いつのまにか寝ていた。この日の走行距離は当然0。
7月23日(日)  船内放送で起こされる。午前4時にバイクの連中はなだれ込み式に下船する。  その光景はミツバチが巣から出て飛んでいくのとそっくりらしい。 下品な下船風景。ZZ−Rはツアラーなので,荷物の準備などは他のバイクと比べても驚異的に早い。写真撮影の余裕もある この写真は,実は1997年のもの。後ろにくくってあるバッグが青いから。2000年は黒のバッグで行った  また来てしまった北海道。  これで3度目である。  こんな朝から何もすることはないので,  国道5号を札幌に向けてノコノコと走っていたら雨が降ってきた。  幸先悪し。  バス停で合羽を着込み,国道231号石狩国道へ。お決まりのルートである。  でも道路は快適。いーよなぁ北海道....などとつぶやきながら周囲が完全に明るくなった頃に増毛町へたどり着く。  そのまま走って留萌市で休憩。  最後のコンビニおむすびをかじりながら背伸びをする。本当はこのまんま朝寝がしたいくらい。  30分くらいしてからJR留萌本線をまたぎ,232号を苫前,初山別へ向けて驀進する。  初山別で「風来旅団」の位置を確かめてから天塩へ。ここで荷物を括り直す。 抜海岬より50kmくらい手前のサロベツ原野より  例によって最高速アタックの時間がやって参りました....。ってなわけで,  雨も止んだので日本海オロロンラインへ入る。  しばらくはサロベツ原野左右にゆっくり走る(ゆっくりと言っても時速80kmくらい)。  そのうち周囲のクルマのペースに先導されるかのように少しずつスピードを上げ始め,  直線になったところでレヴリミットの14000rpm付近までエンジンを廻していく。  最高速度170km/h弱。コケたら間違いなく手足の2,3本は粉々だ。 これ なんていう 植物なんだろーねぇー  そのサロベツの楽しい植物群をカメラに収め,稚内市内へ,  昼頃に宗谷岬へ到着。  いつものように最北端の碑の所で叫んでみる(笑)。  今年も来たぞーっ!!  一番いい瞬間だよね。今年もまた来てしまいました。 日本最北端にノコノコとやって来たZZ−R250。非常用給水タンクをぶら下げているのは,シャレではない 多分本邦初公開。日本最北端で写真を撮ってもらってご機嫌の管理人  その後最北端で食事をし,近所の給油所でお約束の給油と日本最北端到達証明をもらい,  意気揚々として引き返す。  前回はそのまま浜頓別の方向へ走ったが,今回は道東エリアは行かず,  道南に早く行きたかったので稚内市街より国道40号へ乗る。  これまた景気の良い道路。  時速100mk/h近い巡航速度で南下する。  乗っているバイクがツアラーということもあり,旭川までノンストップ。  実はあまり見るところがないので今日はただただ走るだけに決めた。  そのまま美瑛まで行き,力尽きて停止。  美馬牛駅前を探り当て,ライダーハウス「美馬ホーム」さんのお世話になることに。  夕食はそこに泊まってる人みんなでカレー作り。  材料費\210。  燃料はJRの枕木?格安で結構なことです。宿泊費は\900。  シャワー付き。それも結構。食うだけ食ってシュラフの中で死んだように眠る。  何時だったのだか覚えていない。走行距離は楽に600kmはあったろうなぁ。 富良野線 美馬牛駅前 ホームがあるだけとか  それはいいんだが,そんなものに乗っていくと旭川まで連れていかれるゾ。
7月24日(月)  むくむくと目が覚める。  外は雨。それもスコールめいた大雨。当然バイクはぐしゃぐしゃ。  朝ご飯は昨日のカレーの残り。朝からそれはないだろう....  けど無料と聞くとつい喰ってしまう。  しかし美瑛にいつまでも滞在して牛の乳搾りというわけにもいかないので,  荷物を括って合羽を着込み,出発する。  美瑛を抜けたら雨が止んだ。  天気がよいのであちこち止まりながらノコノコと南下。程なく上富良野へ。  携帯電話で美瑛の面々にご挨拶  「雨止んでるからおりといで」   ラベンダー畑で一休み。 富良野のラベンダー園。有名だし,すぐ見つかる 入り込む奴....  土産物屋を見て回りながら中富良野へ。某農場で牛と挨拶。そのまま富良野市街へ。  前回もお世話になった吉田旅館に頼み込んで\800+布団代\200で本日の寝床をキープする。  今日は富良野に居座ることに決めた。  荷物を下ろしてそのままバイクに飛び乗り,ワイン工房とチーズ工房にお出かけ。  食い散らして飲み散らしてお昼は終了。  へらんへらんに酔っぱらいながら某所で牛の乳搾りなどを体験した後,  やはり飲酒運転は良くないということでラベンダーアイスで酔いを醒まし,  駅前をウロウロする。  北の国から博物館を横目で観ながら宿に戻り,  連泊の無宿者(アウトロー)様ご一行とコンビニのお弁当で夕飯にする。  部屋にはもう一人のライダーがいて,  備え付けの「らんま1/2」全巻読破をやってのけた後,  くだらない話をいろいろ繰り広げ,  外の景色を眺めながら,ゆっくりと床に就く。富良野の夜に乾杯。この日の走行距離30km足らず(笑)。
7月25日(火)  今日は何曜日でしょう。というわけでそろそろ曜日感覚がなくなってきた。  連泊組の買い置きの食パンとジャムを譲ってもらい(情けない),  朝飯を済ませ早々に宿を発つ。  道南が目的なので,国道237号を南下することに決める。現在道南は大雨との予報....。  何が悲しくて雨に向かって走らねばならんのか....。  でも走る。  そんなことにくじけていては男がすたる(意味不明)。  占冠(しむかっぷ)まで南下した頃から雨がぽつぽつ....。  合羽を着込んで石勝針葉樹林帯に入る。  緊張の峠ルート。  何かあったら多分誰も助けてはくれない....。  景色を楽しんでいる余裕もない,  携帯電話も入らない。  そもそも人家がない。  いやおうなくペースは落ちる。  ヨロヨロと這うように走っていると,前方に止まっているバイクが....  丁度いいのでそのまま私も止まってしまう。  近づいてみれば水戸から来たらしい女性ライダー(ラッキー♪)。  昼頃のでに苫小牧まで行きたいらしいが気力が尽きたらしい。  2人いれば何とかなるよと励まして(?)再び走り出す。  ランデブー走行もいいもんだ。  そのうちメロン売りの出店がぽつぽつ登場してくると夕張市だ。  2人で喫茶店で少し休んだ後,メロン屋をからかってみる。  夕張のメロンなんて高くて手が出ましぇん。  でもそれもそこそこに再び走り出す。  彼女に時間がないためだ。  慌ただしいなぁ。  そのまま三川国道より国道234号早来国道へ入り,  室蘭本線と併走していく。  しばらくすると急に道がひらけ,巨大都市群のようなビルがあちこちに見えてきた....  やっと苫小牧市である。  フェリーポートで彼女と別れ,私はさらに南下する。  苫小牧に用事はない。  そのまま国道36号へ。  多分ツーリングライダーに一番人気のない道だろう36号室蘭国道だ。  室蘭って言えば工業都市だもん。そんなところに誰が好きこのんで....  と言いたいところだがここを通らないと南下できない。  鮭とばをかじりながらのんきに飛ばす。  登別温泉に泊まろうかとも思ったがいかんせん値段が高すぎ。  そのまま室蘭市内へ入る。  このころから雨が激しさを増してきた。  避難できそうな建物も見あたらないので,地球岬方面に向きを変えてみる。  母恋駅へ緊急避難し,荷物を整え,地球岬へ。  けど天気が悪くて何も見えなかった。  あきらめて輪西まで戻り,国道37号へ入る。  そろそろお宿を探したい時間となってきた。  道行くライダーを捕まえ,  情報収集に走りたいところだがこの辺はライダーが少ない。  たまにいると地元ナンバーだ。  けどこのまま進んでも有珠山だ。  ただいま噴火活動真っ盛り。さてどうしたものか....  と地図を眺めると,いい場所発見♪  てなわけで有珠山手前の伊達市の伊達温泉に逃げ込んだ。  温泉付き,個室,\3500。全然悪くない。  大雨の中走って憔悴していたので助かった。  温泉に浸り,生ビールにツマミにいろいろ....  何となく場末の酒屋状態で酔ってみる。  それに今日も暖かい布団でゆっくり眠れる。  荷物を振り分けて床に就く。この日何キロ走ったんだかわかんない。 伊達温泉にたたずむボロボロのZZ-R
7月26日(水)
あららら..........
 目が覚める。  昨日とはうって変わっていい天気。  \500で予約しておいた朝食を頂き,  8時頃気分も新たに出発。  西へ向かう。  右手に噴煙を上げる有珠山を見ながら進む。  虻田町より札幌方面230号はやはり閉鎖されているし,  その海側は火山灰の洗礼を受けているし....お悔やみ申し上げます。人間は自然の行為には無力だ。  そのまま長万部まで走って休憩。  いろんなライダーがいたのでいろんな情報を交換する。  私は函館で遊ぶつもりにしていたので函館方面から上ってきたライダーを捕まえてみる。  長野からカブで走ってきた人や,韓国から自転車を持ち込んで日本一周に挑んでいる強者などがいた。  北海道を走るやつらってどうしてこんなに楽しいんだろう(性格が)。  1時間ほどで出発,国道5号へ入り。あとはひたすら南下。  延々何キロも続く直線をひた走る。  結構クルマに抜かされたりした。  メーターを見ると130km/h....大抵地元ナンパー....  あいつら免許証何枚あっても足りねーぞー....などと思いながら,  付近の土産物屋を見物しつつ,大沼国道を順調に南下する。  函館大自然の宿様へ挨拶に行こうと思ったが,閉鎖されているらしかった。  ライダーの数そのものが年々減っているとは後で聞いた話。  道に迷いながら五稜郭公園へ入る。ここでちょっと一休み。  もう少し見る物がありそうだったが,何もなさそうなのでそのまま函館市内へ。  今日は素泊まり\2500の宿をキープしてあるので,  市電と併走してその宿へ向かう。13時30分。そこでバイクを捨てて市電に乗り,  きょうはてくてく歩き三昧。地ビールを頂きながら,観光客に紛れ込む。  ここで土産ものをしこたま買い込み,宅急便で家へ送ったりしてみる。  函館駅も最果ての駅という感じたっぷりで情緒があっていい。  かつて私が行った本当の最果てといえる場所は長崎と稚内と枕崎だったっけか....。  そうこうしているうちに再び雨。バイクを捨ててきて良かった。  地元の飲み屋で軽く飲んでから大正湯さんで一風呂浴び,  宿へ帰って寝る。150kmくらい走ったかな。
7月27日(木)  函館出発。  コンビニのパンで簡単に朝食を済ませ,  民宿のおばちゃんにお礼を言い,再び5号線を走る。  しばらくして228号,続いて227号へ入り,道西へルートを取る。  28日の朝にはフェリーに乗っていなければならない。  ということは,今日の夜には小樽に着いていないとヤバい。  ということで今日は小樽へ北進。  しかしこのまんま北進してもおもしろくも何ともないので  西よりのルートをとることにした。  厚沢部周りで乙部へ入り,229号檜山国道を北進する。  この道は工事中ばっかりだ。  もっとも前回の奥尻島沖地震の際はズタズタになったと聞いているので,  まぁ走れるようになっただけよかったというところだろう。  しかしあまりにも走りにくいので,瀬棚町より国道230号へ入る。  道中結構なワインディングロードで楽しかった。  再び5号線に戻り,それからは延々と5号線の上を走ることにする。  地図を見なくても小樽に行けるからだ。  長万部より羊蹄国道へ入る。ニセコで休憩。  ここはいろいろなライダーが集まってくる。道南のメッカだけのことはある。  おやつにコロッケをかじりながら旅の話に花を咲かせる。  高山植物群の見学をしたかったが,  バイクを持って行くわけにもいかないのでそのまま倶知安(くっちゃん)へ走る。  普通の町だと思っていたが,こんなに大都会だとは思ってもいなかったゾ。  あとは道のまんま走る。  さくらんぼの町余市を抜けると,もう小樽はすぐそこである。  前回は積丹の方へ行ってとんでもないシーフードラーメンと  とんでもないイクラ丼に遭遇したので今回は西へ行かず,  素直に小樽市内へ走る。  この5号線の途中にいつもお世話になるライダーハウスさんがあるので,  今回もそこにおじゃますることにして,そこに荷物を置き,  空荷の状態で再び小樽市内へ走り出す。  小樽市内はお祭りか何かでとんでもない状態だった。  バイクを置くところもないし,  車は進まないし,いったいどうなってるんだろ。  疲れ果ててフェリーポートに逃げ,  情けないことにフェリー乗り場の待合室で休憩する。  1時間位して再び懲りずに町中に繰り出し,  観光スポットをぐるぐる回ったりして過ごす。  小樽もだんだん俗化してきた,というか観光客に媚びてきたというか....  結局お土産は何も買わなかった。何か乗せられているような気がしてイヤだったし....。  ほどなく5時をまわったので,ガソリンを満タンにしてお宿のライダーハウスに帰る。  15人くらいが集まっていた。  ここは布団で1泊+超豪華2食付きで\2380という信じられない値段で泊まれる穴場である。  あまりにも豪華な夕飯で私も喰いきれなかった。  今はマイカのシーズンだって。おかげでイカづくし(笑)。  その後はウーロン茶の焼酎割りでみんなで和む。  チャリダー(自転車で漫遊している方々)にハイカー(徒歩で漫遊している方々)に,  ついさっき小樽港に入港したばかりという,  これから北海道を散策しようと言う人々が集まってマップルの交換会である。 (注:ツーリングマップルを知らない方は,お近くの書店のバイクのコーナーへGo!)  それも飽きたところで,  ライダーハウスのオーナー様の昔話を聞きながら,  ふと上を見上げる。  「ここはいつ来ても星空がキレイだね」と。  オーナー様曰く  「おまえらみたいな風来坊のために空くらいはキレイにしてやってるんだよ」だと。  なるほどね。  でも明日で北海道ともお別れ。  さっきの焼酎でやられて床に就く。  ちなみに男も女も雑魚寝状態。それもまた毎度のこと。走行距離約220km。
7月28日(金)  きんよーび  朝7時  「ぱぁーぱぁーぱぁー」  オーナー様のラッパの音で起こされる。  あぁ,朝が来てしまったのね。  朝食も超豪華。おかわりの連続で出来るだけ喰っておくことにする。  今日で北海道ともお別れ。名残惜しい。  2380円を払い,ウチの会社がつぶれたら1ヶ月くらい遊びに来るね〜と,  とんでもないセリフを残しながらライダーハウスを発つ。  小樽港まで10kmの距離の感触をかみしめながら走る。  途中のコンビニで弁当を買い込み。8時30分乗船開始。10時出港。 小樽港が見えなくなるまで船のデッキに佇む  以前はお見送りにギターを弾いて見送ってくれた一団があったようだが,  今年はなかった。寂しくなったね。でもまた来るねと言い聞かせ,船内へ戻る。  急に疲れが出てきた。ここでうかうかしていると風邪を引く。  毛布にくるまって一眠りする。夜になったので珍しく船内食堂で静かに夕食。  部屋に戻ってやっぱりツマミにビール。ちなみに家族連れがいたり,  有珠山から帰ってきた自衛隊様ご一行がいたりしてやたらと人の多い船であった。  散歩の後とっとと寝る。走行距離10km。
7月29日(土)  最後の日だ。  フェリーの中でいらいらして(待ち遠しくて仕方ないのである)過ごす。  昼飯だけはバカに高いフェリーの船内食で豪華にし,じっと下船を待つ。  あまり書くことがないのでとっとと下船時間だ(笑)。  午後5時,舞鶴港へ着岸。オートバイの下船は一番最後。  ほとんど5時にさーっとみんな散る。  船の中では仲良かったライダーの一群も,本州ではただの人だ。  北海道って不思議な土地だねぇ。と思いつつ1週間前に来た道をそのまんま逆走する。  暑い。  北海道の涼しさに慣れきっていた私はそう思った。35℃だってぇ〜。なんなんだ。  そのまま京都−福井−滋賀とさっさと走る。  日の明るいウチに朽木村を通過したかった。  運良く暗くなる頃に琵琶湖大橋までこぎ着けた。  途中,栗東にいる知人宅に立ち寄り,何故か晩ご飯をごちそうになる。  旅の話をした後,やはり家に帰ることにする。  でないと旅が終わったことにはならない。  午後11時頃に支度をして栗東を辞す。  がらがらの国道1号を順調に家路に就く。  鈴鹿峠で雨が降ってきた。  オイラって絶対雨男だよなぁとブツブツいいつつ慎重に峠道を下り,  7月30日午前1時,無事に鈴鹿市の自宅へ帰還。  以上で全行程終了。  明日はバイクを洗ってやらないとナァ。  ボロボロだもんな。本当にお疲れさま。玄関に私の送った荷物が帰りを待っていた。
− Fin −

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ばなぁ
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