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今回のツーリングの目的は2つ。 ・最近バイクにあまり乗っていなかったので,人間の馴らしも兼ねて慣らし運転 ・以前,同じネタでツーリング旅行記を書こうとして挫折しているのでその穴埋め ということで,飯南町北の山里,奥津までの道を選んでみました。 地名がわからない人は時刻表を用意して下さい。三重県にJR名松線という地方交通線があります。 その沿線の道中記です...... 誤植はアップしてから直しますので,もしよろしければ掲示板などで指摘していただけるとありがたいです。 ちょっとだけ聞きかじりの鉄道用語が出てきますので鉄分の濃い人でも読めるかナァ(笑)。 ------------ START 半日で充分な行程なので,お茶だけ持ってZZ−Rのエンジンをかけ,自宅を出発。午前9時ジャスト。 国道23号線を白塚口まで,次いで中勢バイパスに進入。 車はあまり走っておらず,かと言って信号機もあまりないので,80km/h程度のペースで走る。 津−上野線より久居白山線に乗り換え,一志町へ。 一志の町中に近鉄の川合高岡駅があり,その近所に名松線の一志駅があるが,ボロボロである。 【名松線は松阪起点だが,そんなところまで下っていると疲れるのでその辺はカット(笑)】 【参考】名松線は名張−松阪の頭文字を徒って名前が付いており,当初は名張まで線路を引くつもりだったらしいが, 途中の奥津までで建設は中止された。 一志を過ぎると急に民家が少なくなる。ちらほらと桜が咲いている。つぼみもほころんできた頃だ。 1週間もすれば見頃かなぁ。 あと1週間遅れて来てもよかったかなと思いつつ,県道白山線を西へ向かう。 雲出川と併走,砂利ダンプの後ろをノコノコとついていくと左側に崖が出現し, 名松線の軌道が見えてくる。白山線は白山町までほぼ名松線の軌道と併走する。 道路状況の悪い,やたらと埃っぽい道を進んでいくと,まず大井駅が出てくる。JR伊勢大井駅 単線非電化 枕木は本当に木だ いかにもローカル線って感じの雰囲気...はいいのだが,駅周辺に民家がナイ。みんなどこから 集まってくるのだろう。駅の周りは田んぼだし。とにかくスゴイぞ。この路線。 本当は駅正面から写真を撮りたかったが,ダンプが多くて道にバイクを停めにくいし, 珍しく乗客がいたのでボツ(笑)。 さらに2,3km走ると踏切で名松線をまたぎ,しばらく行くと川口駅がある(写真マズくてゴメンナサイ)
JR伊勢川口駅 。手前はどう見ても保線機材置場 とにかく周りに人がいない。民家もない。何もないぞ。管理コスト削減のために駅を廃止.... はしないらしい。尚,これらの駅は全部ホーム1面,線1本である。行き違えないわけでんな。 【参考】名松線は松阪を除けば途中の家城駅で行き違いが出来るだけ。運転間隔は約2時間毎。 松阪と家城のみ有人駅。だいたい駅に信号機というもんがないでしょ(笑)。 バイクはそのまんま白山線をやや南寄りに向きを変えて走る。道路状況がどんどん悪くなってくる。 一志町より白山町へ入り,関ノ宮を通り過ぎると急に周りが町らしく開けてくる。 少し進むと家城駅がある。(駅舎の写真は撮ったが掲載はボツ) 近所にスーパーはあるし,有人駅なので駅に人がいる(笑)。乗客も2,3人いたりして活気がある。 (すいません。そんなところなんです) でも駅員がいるのはタブレット交換のためだとか...... 【用語解説】タブレットがわからない人は鉄分の濃い人に聞こうね。いや,自分もよく知らないんだけど, 要は車両がその先(信号−信号間:閉塞区間)へ進むための許可証というかキーみたいなもの。 単線なのでタブレットを積んだ車両しか入れないようになっており,これで衝突しないようになっている 【参考】家城から先は行き違いが出来る駅が1つもないので,列車は1つしか進入出来ない。 よってタブレットは1つしかない。スタフ閉塞方式というそうな。 だから信号機はコレが最後
列車が家城を出ると,この信号機のあかーい部分が上って,それで赤信号(笑)。 1コしかないタブレットを積んで出ていったら最後,そいつが戻ってくるまで他の車両は進入禁止。スバラシイ仕組みだ。 ......... ...... ... 別に私は鉄道用語解説をしたいワケじゃないのでツーリングの話に戻ることにする この辺から雲出川の中流が近くなってきて,周囲が渓谷化してくる。白山町より美杉村へ入る。 伊勢竹原の駅を過ぎると君ヶ野ダムの分岐点と八知方面へ道が分かれる。 当然八知方面へ舵を取る。 このあたりから道が狭くなってくる。普通車2台がやっとすれ違えるくらい。 【参考】JR名松線が廃止にならないのは,この先の駅へバスが入って来られず,バス代替が出来ないため ここからがツーリングの醍醐味....というか,道幅の細い中低速コーナーの続くワインディングロードであり, ダンプさえいなけりゃ腕を磨くにはいい道路だ。ZZ−R250の本領発揮。狭い道幅の道路をヒラヒラと走り抜ける。 これを10kmくらい走るだろうか。いきなり目の前にウォータースライダーとおぼしき遊園地の縮小版みたいな 建物が出現すると,美杉村の中心,伊勢八知の駅がそばだ。村の活性化のために作ってあるんだそうで。 「火の谷温泉」っという名前聞いたら,一度は訪れてやって下さいな。ここのことですだ。周りにはコンビニもないけど。 八知を過ぎると,もうそれらしい道がない。そりゃバスは辛かろう。 奥津方面へと舵を取る。人も車もいないのでバイクは快適に走っている。 再びアップダウンのきつい見通しの悪いワインディングを走る。ここではバイクもたいして速度を出せない。 気温が急に下がってきた。慌てて非常用のレインウエアを着込む。 飯南町への分岐点近くに比津という小さい駅がある。隣に民家が1つだけある。 この家の住人専用の駅みたいなものだな。 比津を出ると,いよいよ道が険しくなる。バスなんて絶対に走れないあぜ道を走らせる。 自分は何度でも走ったことがあるからいいようなものの,初めて走る人は心細いだろう。 周りは田畑。車の往来もない。人っ子一人いない。 桜もまだつぼみのままの そんなところをエンジン音を響かせて走る。 まもなく国道368号線に出る。これは上野−松阪を結んでいる。この道を少しだけ上野方面に向けて北上すると 終点伊勢奥津の駅がある。
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JR伊勢奥津駅と,駅構内。留まっているのはキハ11。手前のポイントは殺してあり使用できない。 スタフ閉塞なのでポイントは全部死んでいる。線路はあっても列車が止まっている線路だけが生きているだけで, あとは単なるダミー線である。昔はここでも行き違いをしていたようで。 列車の後ろに赤い物体があるが,蒸気機関車用の給水塔の残骸である。 そんなものがまだ残っている駅というのもスゴイよね。 ここで名松線の話は終わり。駅前からは名張方面へのバスも出ている。 さてZZ−Rの方は正反対の松阪方面に向けて走り出す。 快適な道路を少しだけ走り,奥津より君が野ダムを目指して県道一志美杉線を走る。 このあたりは車がすれ違うのも大変そうな小さな県道が入り組んでいる,戦前から何も変わっていないような たたずまいの所が多い。 再び元来た道の1本南の道を走る。美杉村の村内には信号機がほとんどない。というか私の知る限り2つしかない。 だからこれらの道はワインディングということもあり,走ると自分の腕を試されるのだ。 当然そのくらいの交通量しかないので道路状況は最悪だ。 しかし結構なペースで流していく。途中の車やダンプは全てパスさせてもらう。 ここではオートバイが最速の乗り物なのだ。 途中いろんなライダーとすれ違う。みんな考えていることは同じなんだなと。ふと思う。 この道路を少しずつ登り切ったところで,君ヶ野ダムがその全景を現す。
記念撮影して,帰路に就く。そのまま進むと伊勢竹原の駅前に出るのだ。 あとは川口まで元来た道を逆送し,川口から国道165号線にショートカットすると, 近鉄の大三駅の近所に出る。あとは勝手知ったる走り慣れた道だ。そのまま津市へ出て,自宅に戻る。 全行程約5時間。 走行距離約140km 日帰りにしては,いい距離でした。お疲れさま。
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