【 ツーリング・レポート 近江路・琵琶湖一周編 】 
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近江路を往く





滋賀県土山町で休憩中の図・これは2001年8月18日の模様であり,当レポートとは関係ありません....。




 滋賀県は,やたらによく行く県だ。
 昔こっちへ仕事で飛ばされていたというのもあるし,我が家から30kmほど走って峠越えをすれば
 たどり着けるというのもある。
 北海道行きのフェリーに乗るとき途中通過する道でもあるし
 ツーリングの話をすればキリがないが
 今回は初めて日本海へバイクで行ったときの話を書こうかと思う。
 目指すは福井県敦賀市。
 当時の愛車はVT250Fであった。
 職場の同期の連れと一緒に行ったので,当時の写真を一生懸命探したが
 ついに出てこなかった。出てきたらまた公開したいと思う。

 さてと,84年型・ホンダVT250F。
 連れがもらってきたものを,整備して乗れるようにするという条件で借りたモノである。
 とりあえず5万円くらいかけてフロントフォークのオーバーホールとキャブの清掃で
 何とか走るようになった。

 鈴鹿郡関町・名阪国道関インター付近で待ち合わせ。家からは30分くらいのところにある。
 連れがカワサキKMX200で待っていた。
 「よー 待ったか〜」
 「うんにゃ」
 「ほな,さっそくいくか」
 「おう」
 という軽いノリで,鈴鹿峠を駆け上がって行く。
 2ストロークのKMXはとにかく回していないとカブるので,とても元気だ。
 というか元気に走らざるを得ない。
 反対にこちらのVTは4ストロークであり,エンジンをさほど回さなくても
 トルクでヘコヘコと峠道を登っていくので回したり回さなかったりいろいろなことをして
 遊んで走っていた。
 栗東インター付近まで国道1号線をすり抜けながら走り,一旦国道8号線へ,
 琵琶湖大橋を渡り,対岸側を北上する。こちらの方が交通量が少なく楽だから。

 近江今津あたりまでは琵琶湖を右手に見ながら車の流れについて走っていたが,
 その後はもう好き勝手な暴走である。途中琵琶湖が見えるどこかで休んだハズだが,
 覚えていない。

 塩津あたりから道が険しくなってくる。峠越え。
 おそらく日本一へんぴなところのひとつだろうか。(よくわかんないけど人家はないので)
 車もあまりないので250ccクラスのマシンはフルパワーで走れる。
 福井県と敦賀市の看板を越えたときは思わずバンザイしてしまった。
 すごいすごい。こんなところまで3時間で来れたよ〜
 連れ「どっちへ行くんだ〜」
 ISO 「海だ海〜〜〜」
 ということで,敦賀市内へ進入しても海めがけて走っていくのであった。

 しかし,港はあれど,海水浴が出来そうなところじゃない。
 ISO「西だ,27号へ戻れ〜〜」
 連れ「西?」
 ISO「越前海岸で泳いだらカニに喰われるぞ(注:大嘘。断崖絶壁が多くて海水浴に適さないだけ)」

 などとくだらないことを言いながら国道23号を小浜の手前まで来たところで,バイクを停めた。
 海岸にバイクを停めて,海パン姿になって海に飛び込む。
 汗が一度に引いてゆく。
 いやぁ,いいですねぇ。旅の醍醐味(どこがだよ)

 ということで連れと二人で1時間ほど海の中を漂っていたが,なんとなく飽きてきたので,
 海の中からはい上がってくると,連れがおもむろに海岸沿いを指さす。
 「はは〜ん。」
 おもむろに双眼鏡と300mm超望遠の1眼レフを引っぱり出し,ビキニのおねーちゃん見物である。
 その時の会話はもう忘れているし,再現したとしてもただ下品なだけなので省略しておく。

 ファインダーも覗き飽きてきた頃
 「腹減ったよな」
 とどちらからともなく言い出したので,現地調達のビールとかき氷と焼き鳥で昼食(なんて組み合わせだろ)
 にしておき,酔って泳ぐと帰らぬ人となる可能性が高いので,酔いが醒めるまで水浴びをしていた。

 日本海の砂浜は,砂が粗くて 足の裏が痛い。
 太平洋の砂浜は 砂は細かいが 歩きづらい。

 昼の2時頃になった頃
 「戻ろうか」
 「ああ」
 とやっぱりどちらからともなく言い出したので,かたっぱしに着替えて再びバイクに乗る。

 水浴びしてからバイクに乗って風に吹かれるとどうなるでしょうか
 「へっくしん」
 「くしゅん」
 そう,くしゃみの連発(爆)

 27号は混んでいた。
 「敦賀インターまで走るぞ」
 「あいよ」
 再び道路上の車をすり抜けでパスし,緑色の看板を目ざして暴走する。
 どっちかというと,私の方が遅い。というより,VTってあまり小回りが利かない。
 2スト単気筒のKMXにこの点では劣る。
 そうこうしているうちに敦賀I.Cに到着,近所のGSで給油後,元気に高速道路に乗る。
 北陸道を名神方面向けて南下する。
 高速道路ではVTの勝ちだ。軽量小型なKMXは伊吹おろしに勝てず,フワフワしている。
 ハーフカウルのVTも横風には弱いが,それでも時速120km/h程度で軽々と巡行できる。
 連れ「どうやって帰るんだよ」
 ISO 「関ヶ原に出るぞ」
 連れ「どっちだ」
 ISO 「東京方面。京都へ行くなよ」
 連れ「ついていくわ」
 ISO 「おいてってやる」
 連れ「きさまぁ〜〜〜」

 ということで北陸道から名神へ,
 産業道路と化しているトラックばかりの見通しの悪い道路を
 名古屋・東京方面へ少しだけ走り,関ヶ原で降りる。
 岐阜県関ヶ原町。東海道新幹線が雪で足止めを喰う雪のメッカである。勿論今は関係ない。
 関ヶ原より,上石津を経て三重県の藤原町に入れるのだ。で,この道が北陸へ行く最短経路だということを
 この時に知った。まだ敦賀を出て1時間足らずなのだ。
 ここから1時間。365号をひた走り,306号に合流すると,2時間もたたないうちに亀山市内にいた。

 ここで2台のマシンは分かれる。
 連れは津へ,
 私は鈴鹿へ。

 風邪ひきそうだった。



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ばなぁ
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