白川郷へ行くだけなら往復高速道路を使って日帰りは可能だが,
少し日常から逃げ出したかったので,宿も取ったことだし,一泊で出かけることとなった。
要するに,旅を愉しむのではなく,仕事から逃げるための現実逃避というか,慰労というか。
ま,そういう類である。
だから,クルマでもバイクでも電車でも,つまりは何でも良かったのだ。
朝7時頃,自宅を出発。5MTのYRVを使う。以前,秋名をも引っ張り回したこいつも,良き旅の相棒だ。
いつもは電車通勤なのであまり乗ってやっていない。引っ張り回すのもたまにはよかろう....
....ということで,走り慣れたR23をまるで仕事へ行くかの如く北上する。
上に述べたとおり,R23が桑名市へ入ると間もなくR258が分岐するので,
R23と別れ,R258へ入る。
交通量の少ないR258を大垣までゆっくり北上し,
大垣より名神高速道路を東京方面へ入る。道の途中にありとてもわかりやすい。
天気はイマイチ良くない。バイクで来なくて正解だったかもしれない。
郡上八幡あたりまでは何とか持っていた天気だったが,急に暗くなり,雨は降らないまでも
視界が悪くなってきた。
郡上八幡付近はなんとかなっていた空も
美濃白鳥付近からどんどん視界が悪くなり
ひるがの高原あたりではごらんのありさま。視界は50mもないだろう。
雨は降っていないものの,さっぱり見えない前の道を看板だけ見て荘川ICで
降りる。この時点で「霧の白川郷」を想像していたのだが,一般道を北上して
いくにつれどんどん視界は晴れ渡ってきた。
世界遺産白川郷合掌集落という看板につられてハンドルを切る。
このころには何となく天気は持ち直していた。
なんとなく車を停める。
しかし....
川のせせらぎも趣があるし雰囲気はいいんだが,おみやげだの何だの....観光地?
ふと対岸に目をやれば
どうもこの橋を渡って対岸へ行けと言うことらしい。下の川に落ちたらひとたまりもないだろうナァ。
白川郷の中については,別に自分が紹介しなくても良さそうな気がするが,一応,撮った写真くらいは
公開しておく。はっきり言って写真の心得などないので,結構いい加減な撮り方をしているが,その辺は
ご容赦願いたい。
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と,そんなこんなで2時間ほど,村内を徘徊していた。
集落の中にクルマを入れることは可能らしいし,バイクくらいなら出来そうな気もしたが,
やめておく方が賢明なんだろうな。
自分自身は合掌集落に住んでいた経歴などないので,合掌造りを見て懐かしいとは思わなかったが,
未だ健在の電柱と,その電柱にくっついている外灯に,妙な懐かしさを覚えた。
この光景には遠い日の郷愁が蘇る思いがした。ノスタルジーに浸るには,いい所かもしんない。
だんだん天気があやしくなってきたので,会社へのお土産に合掌造りのクッキーみたいな奴を買い,
家へのお土産には白川茶と飛騨の酒をかかえてクルマに戻る。
お腹が空いてきたので,駐車場近くの売店のコロッケをおかずに,家で作ってきたおむすびで昼食と
する。
再び走り出す。
元来た道を荘川まで下り,そこから人気のない道を高山方面向けて走る。
道はよいがクルマは少ない。平日の昼間と言うこともあるが,あまりにクルマに出逢わない。
ぼーっと流していると,それでも高山まで数キロの所まで近づいてきたところで,ぽつらぽつら
クルマの数が増えてきた。
高山駅で車を乗り捨てる。
特急しか走ってないのかここは
駅前にはおもろい形のバスがいる。
古い町並み方面に,市内散策に出かける。
なかなか面白い町であった。お土産は買わなかった。観光に力を入れているとは言え,
白川郷と比べれば「人為的に作られたもの」のイメージが強すぎて,そういう面では普通の町であった。
ぽつらぽつらと雨が降ってきた。慌ててクルマに戻る。
しかし,よく考えてみれば
クルマで来てもバイクで来ても
あんまり変わんねーよなぁ(爆)
と思う。
まぁ,それはそれでいい。バイクにまたがったり,クルマに乗るためにここへ来たわけではないのだから。
少し早いが,宿へ向かうことにする。
高山駅から国道41号へ出て,途中のコンビニでおべんととお酒買って,41号を少しだけ帰り道へ戻ると,
道沿いにある。お宿はこちら
国民宿舎 やまいち様
http://www.kbnet.jp.org/yamaichi/
とにかく,べらぼうに安い。朝食付き\4,500。夕食別。クルマでもバイクでも止め放題。
素泊まりなら3千円台。ただし,高山の町中から少し外れているため,乗り物がないと町中へ行くのは不便。
5時頃にお風呂もらって,6時には部屋に引っ込んで,コンビニの弁当食べつつお酒を飲んで
ひたすら部屋の中でボーッとする。とにかくボーッとする。何が何でもボーッとする。
雨が激しくなってきた。外は霧。旅情たっぷり。部屋は質素で何もないが,そんなことは気にしない。
オイラはボーッとしに来たのだ。下界の喧噪などどうでもよい。ボーッと出来ればそれでいいのである。
何時に寝たのかは覚えていない。時間なんてどうでも良い。
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朝
何時なのか良くわかんないが,外はまだ暗い。明るくなるまで何もせずにボーッとする。
知らない間に二度寝する。起きた時は7時30分だった。
朝食を頂いて,41号線を南下する。誰もいない上,たまに来るクルマは100km/h近いスピードで
峠道を走っている。オイラも追いかける。嫌いじゃないから。
上りはお笑いスピードだが,下りではそこそこ速いし。
途中,下呂付近までは相当な高速で走り飛ばす。
下呂温泉で朝風呂でも...と思ったが,雨が降っていたのでやめておいた。またそのうち来たいと
思う。
あとは道なりに名神高速小牧ICまでやって来て,例によって大垣まで名神を走り,元来た道をたどって
おしまい。途中川越の横綱ラーメンで昼食とする。
全行程走行距離 572km
ガソリン使用量 24.2g
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燃料消費率 23.6g/km
秋名でもそうだったが,相変わらず不思議な燃費で走るクルマである。
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